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2021年度 名古屋大文系数学 解いてみました。

2021年も大学入試のシーズンがやってきました。

今回は、名古屋大学の文系数学に挑戦します。

原則、文系ユニークの問題のみ解きますので、理系との共通問題については理系の記事をご覧ください。

理系の記事はこちら

2021年度 名古屋大理系数学 解いてみました。 - ちょぴん先生の数学部屋

 

<概略> (カッコ内は解くのにかかった時間)

1. 放物線の共通接線、面積(25分) ※理系第1問とほぼ共通

2. 数値の大小比較、符号判定(20分)※理系第2問と共通

3. 特殊なすごろくに関する確率(35分)※理系第3問とほぼ共通

 

<体感難易度>

2<1<3

まさかの3問すべてが理系との共通問題でした。ブロガーとしては実に美味しい笑。

理系同様に難易度は例年に比べて大幅に易化しています。とはいえ、アイデア重視な第2問、計算の面倒な第3問など、簡単には点を取らせてはくれない、そんな印象ですね。

 

<個別解説>

第1問

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理系第1問との共通問題で、理系の(5)が省略されています。詳しくは理系の記事をご覧ください。

 

第2問

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理系第2問との共通問題です。詳しくは理系の記事をご覧ください。

 

第3問

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理系第3問との共通問題です。違いは、理系の(2)が文系では(2)(3)の二つに分裂しており、理系の(3)にあたる問題が省略されている点です。詳しくは理系の記事をご覧ください。