ちょぴん先生の数学部屋

数学の楽しさを、現役メーカーエンジニアが伝授するぞ!

平成の東北大文系数学 2006年

旧帝大の文系向けの過去問を取り上げます。理系との共通問題は理系の記事を参照して頂くこととし、基本は文系ユニークの問題のみ取り上げます。

この記事では東北大学の2006年の問題を取り上げます。

 

理系の記事はこちら↓

平成の東北大理系数学 -2006年- - ちょぴん先生の数学部屋 (hatenablog.com)

第1問

f:id:stchopin:20210903072437p:plain



多項式因数分解に関する問題です。

 

(1) Pについては和と差の積、Qについてはx+11を塊にする、Rについてはxについて整理して、とやれば因数分解できます。

 

(2) (1)で求まった各因数がどれに対応しているのかを見比べましょう。ここで、a,b,c,p,qが整数だという条件から対応関係の候補を絞ることができます。

 

<筆者の回答>

f:id:stchopin:20201127222201p:plain

 

第2問

f:id:stchopin:20210903072506p:plain



期待値の問題です。

X, Y, Zの値でそれぞれ場合分けして、そのときの(X, Y, Z)の組み合わせの個数を調べましょう。

 

<筆者の回答>

f:id:stchopin:20201127222224p:plain

f:id:stchopin:20201127222243p:plain

 

第3問

f:id:stchopin:20210903072532p:plain



理系第2問との共通問題です。詳しくは理系の記事をご覧下さい。

 

第4問

f:id:stchopin:20210903072552p:plain



 理系第6問との共通問題です。詳しくは理系の記事をご覧下さい。