ちょぴん先生の数学部屋

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平成の東北大文系数学 2005年

旧帝大の文系向けの過去問を取り上げます。理系との共通問題は理系の記事を参照して頂くこととし、基本は文系ユニークの問題のみ取り上げます。

この記事では東北大学の2005年の問題を取り上げます。

 

理系の記事はこちら↓

平成の東北大理系数学 -2005年- - ちょぴん先生の数学部屋 (hatenablog.com)

第1問

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理系第1問との共通問題です。詳しくは理系の記事をご覧ください。

 

第2問

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理系第2問との共通問題です。詳しくは理系の記事をご覧ください。

 

第3問

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確率の問題です。状況を的確に把握する必要があります。

 

(1)の場合は、玉の行き来が各箱で1回ずつになるので、3回分で出るサイコロの目が全て異なっていれば実現します。

 

(2)の場合は、各箱の番号をA~Fとネーミングして、白のサイコロで目が何回出るか、黒のサイコロで目が何回出るかを表で整理するとよいでしょう。白のサイコロで目が出ればその箱の皿は1枚増え、黒のサイコロで目が出ればその箱の皿は1枚減ることに注意して、各目が何回出るかを調べましょう。

 

<筆者の回答>

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第4問

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放物線で囲まれる面積に関する問題です。

 

CとDが接するという条件からbをaの式で書くことができます。その上で、解と係数の関係を使いつつ、Sを計算しましょう。

 

<筆者の回答>

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