ちょぴん先生の数学部屋

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平成の阪大文系数学 1994年

旧帝大の文系向けの過去問を取り上げます。理系との共通問題は理系の記事を参照して頂くこととし、基本は文系ユニークの問題のみ取り上げます。

この記事では大阪大学の1994年の問題を取り上げます。

 

理系の記事はこちら↓

平成の阪大理系数学 -1994年- - ちょぴん先生の数学部屋 (hatenablog.com)

第1問

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理系第1問との共通問題です。詳しくは理系の記事をご覧ください。

 

第2問

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理系第2問との共通問題です。詳しくは理系の記事をご覧ください。

 

第3問

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一次変換に関する問題です。

 

Aの式は、2×回転行列の形になるので、A^nが簡単に求まります。Rを図示してあげると、原点との距離が1/2以上√2以下になるので、この時点でnの候補を大分絞り込むことができます。あとは、残った候補について個別に調査しましょう。

 

<筆者の回答>

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