ちょぴん先生の数学部屋

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平成の京大文系後期数学 -1995年-

このシリーズでは、平成の京大文系数学の後期入試の問題を1年ずつ遡って解いていきます。

 

原則、文系ユニークの問題のみ解きますので、理系との共通問題については理系の記事をご覧ください。

理系の記事はこちら↓

平成の京大理系後期数学 -1995年- - ちょぴん先生の数学部屋 (hatenablog.com)

12回目の今回は1995年になります。

 

第1問

 

理系第1問と共通の問題です。詳しくは理系の記事をご覧ください。

 

第2問

 

理系第2問と共通の問題です。詳しくは理系の記事をご覧ください。

 

第3問

 

理系第3問とほぼ共通の問題で、申し訳ありませんが、理系の問題同様解けておりません。

 

詳しくは理系の記事をご覧ください。

 

第4問

 

整数問題で、(2)が「自分で点数を決められる」という珍問になっています。

 

(2)の方は、以下の記事で別途紹介しているのでそちらをご参照ください。

大学入試の珍問 ~点数を自分で決められる問題!?~ - ちょぴん先生の数学部屋 (hatenablog.com)

 

ということで、ここでは(1)のみ説明します。

 

nを7で割った余りをlとすると(つまりf(n)=l)、二項定理からf(n^7)=f(l^7)が言えるので、あとはf(l^7)=lが証明できればOKです。

lの候補は0,1,2,3,4,5,6なので、場合分けしてチェックしましょう。4以降は合同式を使うと実質3以下にできます。

 

<筆者の解答>

※(1)のみ。(2)は上記の記事をご覧ください。

 

第5問

 

理系第5問と同様にババ抜きを題材にした問題ですが、要求されている確率が全く性質が異なるので、新規に解きました。

 

Xとしてありうる値は0,1,2,3のいずれかなので、場合分けして確率を求めます。X=2の場合が計算しにくいので、残りの確率を全て計算してから余事象で求めるとよいでしょう。

 

<筆者の解答>